「星の王子様」
いつも明るく子供っぽく振舞っているアリス。
傍らで彼女を見守るカイル。。。
カイルは、アリスがそんな風に振舞う理由をなんとなくわかっていた。
星の降り注ぐ夜、トラビスの作った不思議なガーデンで・・・
そして同じ星空の下、満天の星を見つめる人物が・・・
いろいろな想いが交錯し、きらめく星の夜。。。
「カイルとアリス②」
カイルは、トラビスにごはんを作って、アリスの面倒を見て・・・そんないつもの日常。
父親が殺された幼い頃、もう二度と味わうことができないと思っていた心穏やかな平穏な日常がそこにあった。。。
そんなカイルだが、最近違う感情が芽生え始める・・・
始まったのではなく、ずっと気付かないふりをしていたのかもしれない。。。
「カイルとアリス①」
子供の頃から変わらない幼馴染のアリス。
カイルは、いつまで経っても子供っぽいアリスを、ついつい面倒見てしまう自分がいた。
「Are you Alice?」
いつもと同じように訓練に励むカイル。
でも、カイルの目的は訓練だけではなく誰かを待っているようだった。。。
「ワンダーガール*Wonder Girl」
カイルは、ずっと前からいつも同じ夢にうなされていた。
それは幼い頃、ラヴェール王国のバーで父が何者かに殺されたあの時の夢・・・
カイルの心は、憎悪と復讐心と孤独に埋め尽くされていた。。。
そんな彼の心を溶かすのは、トラビスが危険分子と一番心配していたあの子だった。。。
「ラヴィリンス*Labyrinth」
フェアリスランドのお姫様フィオナ姫は、ずっと前からある想いを募らせていた。。。
そのことを想うたびに胸が引き裂かれるように苦しい・・・
この想いを伝えたいけれど・・・
そんな中、いつもこっそりと遊びに行くベッドの下の不思議なお城で、
フィオナ姫はとある人物と出会う。。。
「ベッドの下の不思議なお城」
フェアリスランドのお姫様フィオナ姫と親友のアリスは、
幼い頃、亡くなったお妃さまの部屋のベッドの下に扉があるのを見つけた。
そして、その扉の下には見たこともない不思議な世界が広がり、
その先にはさらに不思議なお城がそびえ立っていた。。。
「鳥かごの中のお姫さま」
フェアリスランドの王様の一人娘フィオナ姫は、幼い頃から優しい性格だが内気でシャイ。
広いお城の中で塞ぎこむ彼女の心を明るくしてくれたのは、魔法使いのトラビスと幼馴染の親友アリスだった。
「狼煙とメガネの英雄」
フェアリスランドのお城での執務を終えたトラビスと相棒のカイルは、
入院中のエヴァンとアリスの母親アリアンナのお見舞いに行くことに。
アリアンナが入院している病院の院長は素朴で柔和な雰囲気の持ち主で、
カイルの同級生のデヴィッドの父親でもあった。
そんな彼には意外な過去があった。。。
「嘘とお願い」
トラビスは、フェアリスランドに来た当初のことを思い出していた。
フェアリスランドで初めてできた親友エヴァンとその家族たちに安らぎを感じ始めていた。
しかし、エヴァンは夢を叶える為にフェアリスランドを出ていくと言い出す。。。
一方、フィオナ姫はカイルに対して意味深なお願いをする。。。
「少年と本」
魔法使いトラビスは、かつてフェアリスランドにやってきた当初、最初にこの国でできた親友であり、今面倒を看ている天敵アリスの兄エヴァンのことを思い出していた。
エヴァンは幼い頃から、小説家になることが夢だった。。。
「フィオナ姫の秘密」
魔法使いトラビスが住むフェアリスランドの王様の一人娘のフィオナ姫は、トラビスに贈り物のリングの作成を依頼する。
フィオナ姫は、控えめだが優しく聡明な女性に成長した。
しかし、そんな彼女には秘密があった。。。
「亡国ラヴェール」
トラビスやカイル、フィオナ姫達が住むフェアリスランドの隣国ラヴェール元王国。
現在は、東の国ベリッド王国に統治されそれなりの平静を戻しつつあるが・・・
ラヴェール王国には、かつて黒い歴史があった。。。そして、その闇は今もなおくすぶり続けている。。。
「成長」
トラビスが数年前に亡国ラヴェール(元)王国で助けたカイルという少年は、トラビスの下でたくましく成長し、今ではトラビスの良き相棒となっていた。
そんな中、カイルと同い年のフェアリスランドのお姫さま:フィオナ姫が彼らを訪れる。
「少年」
トラビスは、隣国ラヴェール王国の魔女ラフィリアを訪れた帰り、昔ラヴェールで出会った“あいつ”(=少年)を思い出した。
その少年の名は、“カイル”。
「魔法使い」
黒猫は、フェアリスランドの魔法使いトラビス・ガイン。
ある日突然、トラビスは隣国ラヴェール(元)王国の最強と謳われていた魔女ラフィリア・メレディから魔力を送りつけられる。
トラビスは、その真相を探る為、狼人間のジャンと共に密かにラフィリアの居城を訪れた。
そこでトラビス達が見たものは・・・